『子どもに読み聞かせをすることにはメリットがたくさんある』
とよく言われます。
絵本の読み聞かせや一緒に読む事が良いのはわかるけど…
なぜ良いのかな?どんな本が良いのかな?赤ちゃんに読む事は必要?
と疑問に思う方も多いですよね。
調べて分かった絵本の良さや、赤ちゃんの時期別におすすめの絵本の選び方を詳しくご紹介します。
ママ
実際に買った絵本の中から
子供が喜んだ・繰り返し読んで欲しい!と好きになった絵本を厳選してご紹介します。
なぜ絵本は良いの?
《豊かな心を育てる》
絵本を通してたくさんの言葉を聞くことによって、ママ・パパなどからたくさんの愛情やぬくもりを感じる事で
- 共感したり感動したりする心
- やさしさや思いやりの心
- 落ち着いた心
を育む事ができます。
《言葉・想像力・創造力が身につく》
絵本を一緒に楽しむ事で自然と親子の会話が増えます。
大人との会話のなかで言葉を覚えたり考える力を身につけたりします。
また、日常では味わえない絵本の中に繰り広げられるいろいろな世界を体験する事により想像力・創造力を伸ばす事もできます。
登場人物の気持ちを想像して『楽しい』『悲しい』『嬉しい』の感情を抱き感情が豊かになります。
《日常動作を自分で頑張る力が身につく》
0歳〜2歳では、ご飯やトイレなど生活で必要な日常動作を覚えるときでもあります。
子供なりにうまく行かない事も沢山あります。そんな時、絵本に出てくる主人公と同じ悩みを共有したり、共感したりして、日常動作に頑張ってチャレンジする力を与えてくれます。
《子育てを楽しくしてくれる》
絵本が親子の触れ合いのきっかけのひとつになります。
子供の反応や会話を通して、子供の成長や発達を楽しく見守る事ができます。
どんな絵本が良いの?
赤ちゃん、子供の成長や個性に合わせて合った物を選んであげましょう。
だっこ・お座りの頃
- 絵がくっきり大きく書いてある絵本
- 分かりやすい形、シンプルな絵本
- おもちゃや食べ物、動物など身近にある物が描かれている絵本
がおすすめです!
まだ視力が低い赤ちゃんなので、細かい絵は向きません。
身近にある物が描かれていると赤ちゃんが興味を持ちやすいです。
ゆっくり・優しく読んであげましょう!文字がなくて絵のみの絵本でもOK。
はいはい・つかまり立ちの頃
言葉の理解が進むので、かんたんな言葉であれば意味が通じたり、言葉を発する赤ちゃんもいます。
- 色々なものが描かれていて色彩豊かな絵本
- リズミカルな言葉(擬音語など)が繰り返しある絵本
がおすすめです!
あんよの頃
- 短いながらもお話の展開がある絵本
- 自分で手に取り読みたくなるしかけ絵本
がおすすめです!
ページをめくる時に話しかけて本をめくる楽しさを教えてあげましょう!
おしゃべりする頃
生活や自分自身に身近なお話が理解しやすいですし、集中して聞いてくれます。
そして、真似っこしたり絵本で見た事を遊びで再現する時期であります。
- お話に起承転結がある絵本
- 遊び・表現につなげれる絵本
- 生活や身の回りに身近なお話の絵本
- ユーモアに溢れた絵本
がおすすめです!
絵本を読む時のポイント
お家で絵本を楽しむ時に抑えておきたいポイント5つをご紹介!
- 子供が見やすい位置でなるべく固定して読みましょう!
- 抑揚はつけて、オーバーな表現は控えましょう!
- スマートフォンやDVDでなく、ママやパパの声で読みましょう!
- 気軽に読みパパ・ママも一緒に楽しみましょう!
- 無理強いはしないで、興味に合わせて読みましょう!
子供が喜んだ!絵本
私は、子供が3歳になるまでに計50冊程の絵本を購入しました。
その中でも特に子供が喜んだ絵本・気に入った絵本を厳選してご紹介します。
0歳【3ヶ月〜7ヶ月】(抱っこ・お座り時期)
いないいないばあ
ファースト絵本はこれ!
読み続けて6ヶ月を過ぎた頃には『ばあ』の所で喜んで笑います!
いないいないばあと色んな動物がするシンプルな単純なお話ですが、赤ちゃんにはハマります。
まだお話をしない赤ちゃんと、どんな風に関わればよいか難しい…絵本はどれがいいかわからない…そんなパパやママにおすすめしたい一冊です。
もぐもぐばあ(布絵本)
色んな果物が登場!ページをめくるだけでなく果物をめくると可愛い顔が出てくる絵本になっています。
怒った顔・嬉しい顔・びっくりした顔いろんな表情いっぱい!
紙絵本では味わえないシャカシャカ・リンリンといった子供が好きな音も一緒に楽しめる!
- 赤ちゃんが自分でめくったり音を楽しむ
- パパ・ママがしかけをめくり『ばあ』と読み聞かせて喜ぶ
とおすすめな絵本!
優しい触り心地で外に持ち運び可能。
物を口に入れたり舐めたり引っ張ったりする時期なので絵本がダメにならないか心配…おでかけに持ち運びたい!という方にもおすすめです。
0歳【8ヶ月〜】(はいはい・たっち時期)
ぴょーん
たくさんの生き物や動物、女の子がぴょーんと飛ぶ絵本。
一見シンプルでぴょーんと飛ぶだけかな?と思うのですが…
飛べない生き物が飛ぼうとして飛べない…!といった簡単ストーリーもあり面白いです。
1歳前になったら内容に理解し楽しんで笑います。繰り返し「読んで」と持ってくる絵本のひとつです。
がたんごとん
この絵本は表紙だけ見ると電車が走るだけかな?と思いがちですが
バナナ・りんご・コップ・ねずみなどが電車に乗車するストーリー性があります。
『のせてくださーい』と繰り返し出るフレーズが覚えやすくて気に入っています。
息子は、自動車が好きで3歳になった今も読んで!と言います。
自動車好きな子には間違いなくハマりますし長い期間楽しむのにおすすめの一冊です!
全員乗って終点で降りる所が可愛いらしいですよ。
おつきさまこんばんは
お座り前の時期に読み始めた時は、少し読む文字が多いのか…これはなんだ?と思ったのか興味を示さなかったです…。
ですが、1歳になる前に、日常で夜に『あれがおつきさまだよ』とおつきさまを教えて『この絵本と一緒だよ!』と
お話して読み出すと興味を示すようになりました。
身近にある日常の物だと理解しやすいのか興味を示し読むと集中して聞く1冊になりました。
おつきさまが出て隠れてまた出てとおつきさまの顔が可愛いです。
月齢が小さい子には少し難しい絵本ですが、1歳前のスタートにはおすすめです!
きゅっきゅっきゅっ
動物が登場し男の子と一緒にスープを食べる所からスタート。
みんなこぼして『きゅっきゅっきゅっ』と拭く事が繰り返されるリズムと身近なストーリー性で子供が好むおすすめな一冊。
ご飯を自分で食べてこぼす時期には、口を拭く事が毎日です!その日常を絵本で感じる事ができます。
ご飯の後に、きゅっきゅっきゅっするよー!と声をかけると絵本と同じな事が嬉しくにこにこしながら口を拭かせてくれます。
2歳頃には、ぬいぐるみの口を拭いたりと真似をしています。
長く読める1冊で、口を拭いたりするのが嫌!といった時期にもおすすめです。
1歳頃(あんよ時期)
はらぺこあおむし
幅広い世代から愛されるはらぺこあおむし。
カラフルな色使いと最後にきれいな蝶に変わるとこが人気の絵本。
保育園ではらぺこあおむしの歌を覚えてきて、絵本を購入しました。
いっぱい食べちゃったあおむしはお腹が痛くなる…あおむしは蝶になる!と歌いながら楽しく学べた1冊です。
お弁当バス
お弁当の中身がバスに乗って最後はお弁当になるお話。
乗る時に『はーい』と返事するのが可愛いらしいです。
この絵本でお返事が上手になったのと、ご飯前には『いただきまーす!』を言う事を学びました。
シンプルでリズムのある絵本、息子はお気に入りすぎて絵本を見なくても内容を話す程です。
だーれだ?
クイズの様に『◯◯はだーれだ?』としかけをめくったりクイズを答える絵本です。
蛇が描いてあり、『蛇のように長いお鼻のいきものだーれだ?』と問いかけられ、めくるとぞうが出てきます!
考える(想像する)・クイズ形式で楽しめる・何が出るかワクワクする・学ぶ・しかけが面白い
何度も読んでー!という1冊です!
多くの国で読まれている絵本!動物の英語も書いてあります。
きんぎょが逃げた
対象年齢は2歳から〜ですが、1歳半頃でも楽しめる絵本です。
カラフルな色合いで子供も興味を持ちやすいですし、『どこかなー?』ときんぎょを探すのがとても楽しいようです。
きんぎょの他にもぞうや飛行機なども描かれているので『きんぎょはどこかな?』『ぞうさんはここにいるー!』と色んな物を探す事も楽しんでます。
指差しの練習としてもおすすめの絵本です!
2歳頃(おしゃべり時期)
ぜったいにおしちゃダメ?
しちゃダメだよって言われる事をしたがったりいたずらをしちゃう時期におすすめの絵本!
絵本に登場してくる生き物がボタンを押しちゃダメだよ〜押してみる?と誘導する面白いお話です。
押しちゃったらどうなるかな?ダメって言われたら押したい!といった
好奇心や想像力が育くまれる絵本です。
お話の展開を理解する2歳頃からおすすめです!
アンパンマントイレ
トイレトレーニングを始める頃におすすめしたい絵本!
トイレに行った時の動作をしかけを使って楽しく詳しく描かれています。
そして、お出かけ前にトイレに行かないバイキンマンが乗り物の中で困ってしまうお話。
目先の楽しみばかりを考えてお出かけ前などにトイレに行きたがらない息子はこの本で学んで行くようになりました。
大好きなアンパンマンの絵本なので興味を持って「読んで欲しいー!」といいます!
アンパンマンなど好きなキャラクターで日常を学ぶのもおすすめです!
あめのひくろくま
リズムのよい文と、紫・白・黒のみでシンプルでわかりやすい絵が魅力の絵本!
しとしと、ぱらぱらといったリズムを覚えて子供が口ずさみます。
雨が苦手な息子なので雨の日が好きになるようにとお話を選びました!
他にも、おさんぽ・ゆきのひ・うみのひと色んなお話があるので子供に合わせて選んで買うのも楽しいです。
最後に
いかがでしたか?気になる絵本はあったでしょうか?絵本の良さはいっぱいです!
良さを詳しく知ってからは…
保育園に預けた日お休みの日にいっぱい遊べなかった日など子供と触れ合う時間が少なかった時は必ず1冊は読む時間を作る!と決めています。
毎日読む事は難しくても、少し時間の余裕がある時、子供が読んで欲しいと言ってきた時
だけでも絵本に触れる事をおすすめします!
ママ
3歳の息子は、0歳から絵本に触れ絵本の楽しさを知った様です。今でも絵本が大好きです。
1人で絵本を見て物語を作って読んでる事もあります!
年齢別におすすめ絵本を分けましたが、その子その子で喜ぶ時期は少し異なるので参考程度になれば幸いです。
自分の子供はどんなのが好きかな?と考え購入してプレゼントするのも楽しみのひとつです!
子供に合った絵本を見つけて、絵本を通して赤ちゃんや子供と楽しい触れ合いの時間を過ごしてくださいね。
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