私の娘が生後5ヵ月で異所性蒙古斑のレーザー治療を受けました。
産まれつき左手の甲に異所性蒙古斑いわゆる「青あざ」がありました。
初めは青アザあるなぁ・・・。
ママ
そこまで目立たないし、薄くなる可能性もあるから…
様子見ようかな?
と軽く思っていました。
ですが、3歳の息子が妹のこの手を見て「赤ちゃん痛い痛いしてる」「痛い痛いずっとだね」と言うんです。
子供って意外と見てない様で見ています…。
娘の青アザは隠れない所にあるので、娘が大きくなった時この青アザがコンプレックスになったら嫌だ!と思い治療を決意しました。
娘の場合の為、参考程度に読んでいただけたら幸いです。
異所性蒙古斑とは?
生まれたての赤ちゃんのおしりから背中の下部の青あざを「蒙古斑」といいます。
そのお尻から背中の下部以外の蒙古斑を「異所性蒙古斑」といいます。
おしりの青あざであれば、96−97%の人で10歳ごろまでに自然消退すると言われています。
なので特に治療なく経過を見て良いそうです。
ただ、異所性蒙古斑は蒙古斑に比べて自然に消える可能性は少ないと言われています。
異所性蒙古斑の原因
皮膚の深い部分の真皮の部分にメラニン色素を産生する色素細胞が見られることが原因で青っぽい色素斑となります。本来生まれてくるまでに消失するはずだった真皮の色素細胞が生後も消えずに残っていることが原因だと考えられています。
妊娠中の私に原因があったのかな?と疑問に思い先生に聞きましたが、
「お母さんに原因はありません。」と言われました。
異所性蒙古斑は治る?
赤ちゃんの皮膚が成長するにしたがって厚みが増し、皮膚が引き伸ばされると異所性蒙古斑が目立たなくなる事もあると言われています。
ですが異所性蒙古斑は、通常の蒙古斑より自然消退が遅く、多発性のもの、大きいもの(10cm2以上)、濃いものはやはり残りやすく治療が必要な事もあります。
形成外科で聞いた異所性蒙古斑のあれこれ
形成外科を受診してどんな風に治療をするのか疑問なあれこれを聞きました。
異所性蒙古斑の治療
主にレーザー治療だそうです。
外科的レーザー治療は月に1回できるものではなく3ヵ月に1回しかできません…。
4回レーザーを受けるとしても1年かかります。
長期的な治療になりますね。
広範囲の外科的レーザー治療の場合は全身麻酔も必要だそう。
レーザー治療の種類
異所性蒙古斑のレーザー治療には二種類の方法があります。
基本的に外科的レーザー治療が必須となります。(内科的レーザー治療はあくまで補助的な手法となるようです。)
<外科的レーザー治療>
多少痛みを伴う強い光線を照射して不要な組織を熱破壊し治療する。
<内科的レーザー治療>
組織を破壊するほどの熱作用はないものの、痛みの伴わない光線を当てて組織の活性化を促します。
消える可能性が少ない異所性蒙古斑
娘の手の甲は少し薄くなる事はあっても消える事はないと言われました。
根拠は色の濃ゆさと形だそうです。
娘の青アザは範囲は広くないんですが、濃ゆいんです。
そして、、楕円を描くような綺麗な形をしています。
そのようなアザは治療しないと消えにくいと言われました。
治療する時期
治療をしたいなら早いに越したことはないそうです。
なぜなら歳を重ねるごとに痛みを覚えてしまうから…。と言うことでした。
そして、乳幼児期の方が皮膚も薄く面積が狭い。それに多少動いても抑制することにも手がかからず有効な照射が出来るからだそうです。
推奨は生後3か月以降から。
この観点から3歳までに治療を終わらせるのを目標にプランニングする事をおすすめされました。
レーザー治療の回数
人によりますが、概ね5回程度と言われました。
うちの娘の場合は3回程は必要と言われています。
治療料金
娘の青アザは保険適用で治療ができたので費用はかかりませんでした。
1箇所で5回までは保険でレーザーが受けられるそう。
レーザー治療1回目を終えて
上記でも書きましたが、痛みを覚える!の意味が分かりました。
小さな手に輪ゴムを弾かれた痛みを味わった娘。範囲は狭かったですが、20秒ほどありました…。小さいうちから始めて良かったと思いました。
『麻酔等をしてからレーザー開始で時間がかかるだろうな。』と思っていましたが、説明を受けて、部屋を移動後20秒レーザー当てて終了でした。
その後の処置も簡単で、あっという間でした。範囲が狭く場所も手だったから?かもしれませんが。
レーザー直後↓
レーザー後は、あざの周囲が赤みを帯びています。
レーザー後の処置は、処方された軟膏を、2週間朝晩の塗布し絆創膏保護を行うのみです。
後は治療部位を舐めない様にする事、日焼けしない事だけで大した処置はありませんでした。
最後に…レーザー1回目治療した2ヵ月後↓
若干薄くなってる気がしてます。
痛みはありますが、早めに治療を決意して開始して良かったです。
まだ1回目ですが、娘と治療を頑張って行きます。
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